マイホームの売却タイミングはいつ?

中古住宅の売却相場は日々刻々と動いています。 売却のタイミングによって手取りの額は大きく変わってきます。
何が手取り額に影響を与えるのでしょうか?

まず今の売却価格はいくらくらいなのか?今のローン残債と仲介手数料などの売却コストも考慮したときに手取りはいくらになるのでしょうか?
そして、将来売却したときの手取り額と比較してみましょう。

将来売却する時に物件価格はどれくらい上昇しているのか、または下落しているのか?
将来のことを予測するのは簡単ではありませんが、相場の動向はプロの不動産担当者にもよく確認して調べてみましょう。
将来売却するケースの場合、その間に支払っている今の住宅のローン返済額だけではなく、固定資産税などの維持コストにも注意しましょう。

また、物件の買い換えを検討している場合には、今すぐ買い換えた場合と将来買い換えた場合を比較してみましょう。
例えば売却価格の上昇が予想される時には、買い換え物件の価格も上昇が予想されます。また金利の上昇にも要注意です。
その間に支払っているローン返済額、固定資産税などのコストともよく比較してください。現役引退時のローン残債額はどのような違いが出るのかもポイントのひとつです。

金利や物価変動などを色々と変化させて、それぞれのケースで今と数年後のケースで比較して最適な売却タイミング、買い換えタイミングをみつけましょう。

<マイホームの譲渡所得税>
不動産の売却に際して売却益が生じる場合には譲渡所得税がかかりますが、マイホームの場合には「居住用資産の売却特例」や「居住用財産の買い換え特例」などがあります。詳しくはHyAA-FP「諸経費・税金」をご参考にしてください。

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